くいしばりと頭痛
食いしばり・頭痛、一見別々の症状に見えますが、原因を辿っていくと同じだったりします。
この2つの関係について詳しく説明しますので、悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください♪
食いしばりで使う筋肉
食いしばりと聞けば、まず頭に浮かぶのは頬の筋肉ですよね。
ぐっと歯に力を入れた時の、エラの部分に当たり、触ると硬くなっているところです。
俗に言うエラの筋肉は【咬筋】といいます。これがよくある食いしばりで、頬のだるさとなる筋肉です。
でも、ぐっと歯に力を入れた時、こめかみも動いていませんか?
そう、食いしばりは頬の筋肉だけではなく、こめかみの筋肉も動きます。
頭痛の筋肉
頭痛は人によって感じる場所が違います。
おでこの上、耳の周り、こめかみ、後ろ側の首の付け根あたりなど。
頭には沢山の筋肉が覆い被さっていて、痛みの出る箇所によって原因が異なります。
耳の周りは低気圧で起こる頭痛で多い為、血流不足や不順、年齢的なものもあります。
こめかみは目の疲れや考えすぎで、筋肉が硬くなって起こりやすい部分です。
首の付け根の後頭部の痛みは、首肩こりからくるものが多いです。
食いしばりと、頭痛の関係
食いしばり、頭痛、それぞれの筋肉について簡単に見ていきましたが、ここでかぶっている筋肉があります。
それは、こめかみにある【側頭筋】と呼ばれるもの。
この側頭筋、考えすぎや目の疲れで硬くなりますが、食いしばりでも硬くなります。
長期的・強い食いしばりは、側頭筋を常に動かして鍛えている為、こめかみ頭痛を引き起こしやすいのです。
治療について
当院では、美容鍼と手技の小顔矯正でそれぞれの筋肉へアプローチをかけていきます。
1回の施術で完全に治ることは難しいですが、継続していくことで、頬の硬さやこめかみの凝りが減っていきます。
お客様の中では、週2〜3回のんでいた頭痛薬が、半年経った今では完全に手放せるほどにまで改善しています。
最後に
病院で治療をするレベルではないような、食いしばり、頭痛。
しかし、放置はかなり危険で、口腔内の病気、頭痛薬の高頻度摂取による副作用、日常のパフォーマンスの低下に繋がります。
早い段階での処置が理想なので、くいしばり、頭痛でお悩みの方はご相談ください。